@article{oai:momokyo.repo.nii.ac.jp:00000053, author = {湯峯, 裕 and YUMINE, Hiroshi}, journal = {紀要「エレノア」, Eleanor}, month = {Apr}, note = {世界中で人々の交流が幅広く行われるようになり、多様性を認め合い活かし合うことの必要が広範に説かれる現代であるのに、様々な報道を見ていると、異質なものに対する許容度、寛大さが低くなっている傾向が見られる。そこには、多様性は実は人にとってはストレスなのであるという現実が反映されている。多様性は自分が持っている慣性を乱すことになる。しかし、多様性を排除した均一性のもとでは、人の心も社会の組織も、もろく弱体化する。それでも人は他者を排除しようとする。同時に、人は人を求める。人はひとりでは生きていけない。物理的な環境の必要性からだけではなく、人は他の人による承認なしには生きていけないという現実がある。人は他者を必要とするのに、なぜ他者を忌避するのか。この問題に「他者」あるいは「他者の顔」をめぐって向き合ったエマニュエル・レヴィナス、他者の受け入れを「歓待(hospitalité)」として語ったジャック・デリダ、そして、この二人の他者との向き合いを大きく超えていた道元をもとに考察する。}, pages = {17--30}, title = {隣人愛あるいは歓待について}, volume = {1}, year = {2019}, yomi = {ユミネ, ヒロシ} }